車の変形量から衝突時の速度を考える

自動車が前方から固い壁に強く衝突した場合、車体が短くなる

「車体が衝突によってどの程度短縮するのか(変形量)は

衝突速度におおむね比例する」

変形量が20cm場合、おおむね時速20km

変形量40cmの場合、おおむね時速40km

元に戻らない変形(m)=衝突速度(時速)×0.0095

出典:佐藤武編著「自動車交通事故とその調査」

※衝突によって変形するが、同時に多少の復元も行われる

※速度が小さい場合はほとんど変形しない






自動車が固定壁に衝突する速度、衝突後の変形量

1、衝突速度から変形量を予測する場合

変形量(cm)=衝突速度(時速)×0.95

2、変形量から衝突速度を推定する場合

衝突速度(時速)=変形量(cm)×1.05