ガードレールの可能性
歩む道を安全に
1年を通して、個人プロジェクトを行う
テーマは「ガードレール」
2021年に、小学生の列に軽自動車が突っ込む事故があった。
事故が起こった現場の千葉県の八街市の道は道幅が狭く、ガードレールおろか、路側線もなかった。
この道では、以前から事故が起こっており、児童の見守りの強化などの策が練られた。
なぜガードレールか
ガードレールの目的は、車両の損傷や人的被害を最小限に抑えること。
仕切りのような板は、車両と歩行者の距離を物理的に作りだせる。
しかし、ありふれた形では、八街市の道のような細い道にガードレールは設置できない。
ならば、新しいガードレールを作ろうと思う。
八街市の事故を受け、白井市ではスクールバスの運行もあった。
ただ、教師を目指す身としては、自分の住む町を歩いて学校に行ってほしいという願いがある。
子供の目線は低い。視界も狭く、荷物を持っての登下校は疲れるのも容易に想像できる。
だが、その子供の目線だからこそ、世界は大人と違って見えるのも事実である。
友達と駆けたり、地域の人に挨拶をしたり、道端の綿毛に息を吹きかけたり。
ほんの些細な歩くという経験に、思い出になる瞬間がきっとあるはず。
その機会を私は無くしたくない。
個人プロジェクトをより良いものにすべく、計画を練っていこうと思う。